
巻 7
Card Captor Sakura
フランス語版はPika Éditionより刊行、原作・作画はCLAMP。
新学年、そして新たな謎。さくらがカードの主という称号を味わう間もなく、カードたちが一枚また一枚と力を失い、白紙の静かなカードになっていくという恐ろしい事実が発覚する。この巻から、シリーズの第二の大きな物語――クロウカードがさくらカードへと変わっていく編――が幕を開ける。
クラスに転校してきた新しい生徒、瞳狩月(エリオル・ヒイラギザワ)が、魅力的でありながらどこか胸をざわつかせる登場を果たす。謎めいた微笑みと意味深なほのめかしから、彼がカードを襲うこの現象と無関係ではないことがうかがえる。CLAMPはここでより静かで、どこか物悲しい空気を漂わせ、序盤の屈託のなさが、より内面的な緊張へと変わっていく。
さくらは今後、カードを単に捕獲するのではなく、自らの魔力を注ぎ込んで力を取り戻させなければならない。それは彼女に新たな成熟と内なる強さを求める過程であり、この巻を通じて一度離れ、また戸塚へと戻ってくる小狼との距離をさらに縮めていくことにもなる。