
巻 3
Card Captor Sakura
フランス語版はPika Éditionより刊行、原作・作画はCLAMP。
捕獲が積み重なるにつれ、さくらは自信と魔力の扱いを少しずつ身につけていく。とはいえどのカードも依然として、時に恐ろしく、時に思いがけない感情を伴う固有の試練であり続ける。この巻ではより落ち着いた展開が敷かれ、学校の日常の場面と夜の魔法の追跡劇とが交錯していく。
桃矢の親友であり、さくらがほのかな恋心を抱く雪兎の存在感が徐々に増していく。ただし、クロウカードとの間に見た目以上に深いつながりがあることはまだ明かされない。CLAMPが物語の謎を急がず時間をかけて滲ませていくやり方どおり、手がかりは静かに積み重なっていく。
一方の小狼は、さくらと刃を(というより剣を)交え続けながらも、ぶっきらぼうな性格の奥にある繊細な一面を少しずつのぞかせる。幼い頃から彼に想いを寄せ、彼に負けず劣らず芯の強い従妹メイリンが鮮烈な登場を果たし、グループの力関係にさらなる波乱をもたらす。