
巻 12
Card Captor Sakura — Clear Card Arc
フランス語版はPika Éditionより刊行、原作・作画はCLAMP。
クリアカードの捕獲は続き、一枚ごとにこの新しい魔法の極めて個人的な性質が明らかになっていく。さくらは今、自らの記憶や感情を掘り下げてカードに形を与え直さなければならず、この過程で鍵となる役割を果たすらしい、小狼から贈られた謎めいた羽根に助けられている。
カイトとクロウ・リードの過去との結びつきが徐々に明らかになると同時に、秋穂の本当の意図も見えてくる。後見人への忠誠と、さくらとその友人たちへの誠実な想いとの間で揺れる彼女だ。物語の雰囲気はより静かに、ほとんど物悲しいものへと変わり、原作ではまだ仄めかされる程度だった喪失と再生というテーマが色濃くなっていく。
一方でさくらの中学生活は、試験や友人との外出、そして相変わらず賑やかで、今や新たなカメラの数々を携えた知世の温かい存在感とともに続いていく。