
巻 11
Card Captor Sakura — Clear Card Arc
フランス語版はPika Éditionより刊行、原作・作画はCLAMP。
さくらは今度は、これまで知っていたものとは大きく異なる力を持つ、謎めいたクリアカードを捕獲しなければならない。より捉えどころがなく、彼女自身や周囲の人々の感情と深く結びついている。この巻では、さくらのクラスに転校してきた新しい生徒、四宮秋穂が登場する。謎めいた雰囲気を持ち、進行中の出来事と奇妙な関わりを持つ人物だ。
不穏な雰囲気をまとった秋穂の後見人、カイトの人物像も、この巻から少しずつ輪郭を見せ始める。その正体はまだ明かされないが、漠然とした脅威が漂っている。すでに成熟したさくらと小狼の間の化学反応は、より控えめでありながら、いっそう深みを増した形で表現されている。
CLAMPはこの新たな物語を旧作と丁寧に響き合わせている。もとのカードたち、番人たち、そしてクロウ・リード自身の影さえもが物語の上に漂い続け、クリアカードの謎が、さくらが閉じたはずだと思っていたまさにその過去に根を持つことを示唆している。