さくらと知世とボールトラップ
学校の即席のスポーツ大会が、試合で使われていたボールが完全に予測不可能な弾み方をし始めたことで、悪い方向へ転がってしまい、選手たちの間にパニックを引き起こす。いつも通り注意深く見守る知世は、撮影を続けながらも親友の安全を案じる。
さくらは、この予測不可能な軌道の原因となっているカードを特定するが、大混乱に陥ったグラウンドの真ん中でのその捕獲は、とりわけ危険なものとなる。スポーツで培った反射神経と集中力を発揮し、彼女はカードの動きを予測して無力化し、みごとに変化させることに成功する。
この一話は、さくらと知世の間の連帯感を際立たせている。知世は魔力を持たないにもかかわらず、迷わず親友を助けようとする。シリーズ全体の確かな土台となっているこの二人の友情は、このめまぐるしい冒険を経て、また一段と強く育まれていく。