Saison 3 — Épisode 11

さくらと小狼とエレベーター

ごく普通の午後が、さくらと小狼が知世田のショッピングモールのエレベーターに二人きりで閉じ込められるという、思いがけない展開を見せる。ちょっとした外出のはずが、強いられた二人きりの時間となり、微笑ましくもコミカルな気まずさの源となる。

この事件は、電子機器の不具合を引き起こすあるカードによるものであることが判明し、エレベーターが動かなくなる恐れがある中、状況はさらに厄介なものとなる。さくらは、小狼との落ち着かない近さにもかかわらず、気を取り直して、この故障の原因となっているカードを見つけ出し、なだめなければならない。

この即席の密室は、言葉よりも沈黙の方が時に多くを語る、二人にとって珍しい親密なひとときとなる。さくらと小狼のまだおずおずとした想いは、もう少し濃密なものへと変わっていく――撮り逃したことを心から悔しがるであろう知世の、想像上ではあるが確かな眼差しの下で。

Captures d'écran