さくらとパンダとすてきな小さなお店
学校帰り、さくらと知世は近所に新しくオープンした、ぬいぐるみや小物であふれる愛らしい小さなお店の前で足を止める。中でも一体のパンダのぬいぐるみが特にさくらの目を引くが、その無邪気な品物の裏に何か異常が潜んでいることに、彼女はまだ気づいていない。
やがてクロウカードの力でぬいぐるみが動き出し、お店を大混乱に陥れて客たちを驚かせる。さくらは、店を傷つけたり店主に怪しまれたりしないよう、急いで駆けつけてカードを捕獲しなければならない。一方のケロは、魔法をかけられたパンダを新しい遊び相手として手に入れられないことに、もっぱらがっかりしている。
カードが手なずけられた後も、さくらと知世は買い物の午後を存分に楽しみ、この一話は優しく軽やかな余韻とともに幕を閉じる。友達同士のこのシンプルなひとときは、魔法の冒険の裏で、さくらが何よりもまず、可愛いものが好きで知世との時間を大切にする、ひとりの少女であることを思い出させてくれる。