さくらと氷上球技大会
校庭で即席のスポーツ大会が開かれ、和やかな雰囲気の中、いつも元気いっぱいのさくらは全力を尽くす。しかしこの温かい競技の雰囲気は、やがて怪しく冷え込んでいく。
試合で使われていたボールが、触れるたびに凍りついていき、グラウンドを次第に薄い霜で覆っていく――いたずら好きなクリアカードが、明らかに大会をかき乱して楽しんでいるのだ。さくらは、クラスメイトを傷つけたり、お祭りを台無しにしたりしないよう、この凍てつくエネルギーを手なずけるため、運動能力と繊細な感受性の両方を発揮しなければならない。
チームスピリットに満ちたこの一話は、以前はあれほど控えめだった小狼が、さくらの友人グループの中でますます自然な存在になっていることを浮き彫りにしている。長い年月をかけて絆がいかに強まってきたかを示す、心温まる一幕である。