さくらと名もなき本
さくらは、タイトルもなく、読むたびにページの内容が変わっていくように見える奇妙な一冊の本を手に入れる。興味をそそられた彼女はその本を家に持ち帰るが、それがクロウカードと明白なつながりを持っていることには、まだ気づいていない。
この謎めいた本は、物語を書き換えたり操ったりする力を持つクロウカードの顕現であることが判明し、さくらはまるでおとぎ話や物語からそのまま出てきたような状況の中に引き込まれていく。彼女は、この奇想天外な複数のシナリオを渡り歩きながらカードの仕組みを理解し、捕獲にこぎつけなければならない。
この遊び心にあふれた一話は、想像力と物語の力を讃えると同時に、カードキャプターとしての、紛れもなく本物である自分自身の物語の価値をさくらに思い出させる。この特別なカードの捕獲は、どんな物語にも秘められうる不思議な部分について、彼女に物思いにふけらせる余韻を残す。