さくらとマンモス級の力試し
学校で体力や持久力を競う大会が開かれ、さくらのクラスの生徒たちの力が試される。しっかり結果を出そうと決意したさくらは、知世の温かい見守りと小狼の少し懐疑的な視線を受けながら、真剣に練習に励む。
あるクロウカードが、触れたものすべての力や勢いを一気に増幅させ、この競技中に見応えがあると同時に危険な事態を次々と引き起こす。さくらは周囲の誰も傷つけないよう、この規格外の力を持つカードを制御するために、あらん限りの機敏さと機転を発揮しなければならず、事態の異常なほどの規模を前にしても冷静さを保ち続ける必要がある。
こうして体力試験は、自分を超えていくことの象徴となる。さくらは、自分の本当の強さが筋力だけでなく、決意と勇気にこそ宿っていることを改めて証明する。図らずもその粘り強さを目の当たりにした小狼は、彼女への見方をわずかながら見直し始める。